学術プロジェクト

多施設共同研究

多施設共同研究

心不全入院患者の予後予測における至適な心エコー図検査のタイミングについての検討(OPtimal TIMing of echocArdiography for heart faiLure inpatients in japanese institution:OPTIMAL)
研究概要

本邦は高齢社会を迎え、心不全による入院患者は増加の一途にあり、今後30年間にわたって心不全患者が毎年0.6%ずつ増えていくと推定されています。日本における心不全患者の入院期間の中央値は21日と長期であり、増え続ける医療負担とともに、長期予後を見据えた心不全入院患者のマネージメントが求められております。心エコー図検査は、心不全患者の血行動態の推定、原因疾患の把握に非常に有益な検査であり、入院中に複数回心エコー図検査が施行されているものと予想されますが、いつの時点の心エコー図検査が、退院後の予後の予測に最も有用であるかは明らかになっていません。予後を予測する上で至適な心エコー図検査の施行時期が明らかになれば、検査室で精密な心エコー図検査を行うか、病棟での簡易検査で済ませるかといった医療資源の振り分けが可能となり、また退院後の患者のフォローにも有益な情報をもたらすと考えられます。本研究では、入院を要する心不全患者を対象に、各施設での適応通りに心エコー検査を施行していただき、 心不全入院中に心エコー図検査が施行される頻度や時期について調査を行います。また心エコー検査を施行した時期を入院直後、入院早期、退院時の心エコー図検査に分け、どの時期に施行された心エコー検査が最も予後予測に有用か、またどの心エコー指標が予後予測に有用かを、多施設で前向きに検討することです。Protocolはこちらからご覧ください。

参加方法

参加希望の先生は、学術プロジェクト委員会まで下記の項目をメールにて、お知らせください。


メールの送信先 gp-optimal@jse.gr.jp

<お知らせいただく項目>

  • テーマ:OPTIMAL
  • 病院名
  • 研究責任者名(医師、技師どちらでも可)、連絡先(電話およびメール)
  • おおよその年間心不全入院患者数および一回の入院時の平均心エコー施行回数
その他
  • ご興味のある先生またはご質問のある先生はお問い合わせのみでも結構です。
  • 年間検査件数が極端に少ない施設や検討症例数が10例に満たないご施設ではご参加をお断りする場合もございます。
  • 学術プロジェクト委員会で適格と判断されたご施設に研究計画書、被検者用説明文書等の資料をお送りします。
非心臓手術の周術期管理における心エコー検査の実態および有用性の検討(Pre-Operative Echocardiography in Management of non-cardiac elective Surgery:POEMS 研究)
研究概要

術前心エコー検査は,周術期のリスク層別化を支援する目的で,非心臓手術が予定され,既知の心疾患を有する患者において,広く利用されています。 しかし非心臓手術における術前の心エコー検査の適切な利用の根拠となる研究は殆ど存在しません。つまり術前心エコー検査は心エコー検査の主要施行理由であるにも関わらず,その有用性については明らかでなく,特に日本人におけるデータはほぼ存在しません。また、高齢化社会・医療費高騰の現状において,心エコー図検査も適切に使用することが重要と思われます。  そこで、術前心エコー検査の有無により入院期間および心血管イベント発症率に差があるとの仮説を立て、多施設で検証を行うこととしました。1)全身麻酔の非心臓手術が行われており,2)その術前に心エコー検査を行うことがある施設の先生は,ぜひ研究に参加してください。Protocolはこちらからご覧ください。

参加方法

参加希望の先生は、学術プロジェクト委員会まで下記の項目をメールにて、お知らせください。


メールの送信先 gp-poems@jse.gr.jp

<お知らせいただく項目>

  • テーマ:POEMS
  • 病院名
  • 研究責任者名(医師、技師どちらでも可)、連絡先(電話およびメール)
  • おおよその年間心エコー検査実施数および登録可能症例数
その他
  • ご興味のある先生またはご質問のある先生はお問い合わせのみでも結構です。
  • 年間検査件数が極端に少ない施設や検討症例数が10例に満たないご施設ではご参加をお断りする場合もございます。
  • 学術プロジェクト委員会で適格と判断されたご施設に研究計画書、被検者用説明文書等の資料をお送りします。ご施設の倫理委員会に申請するかどうかにつきましては、各施設にお任せします。
Japan Prosthetic Valve Registry (J-PROVE Registry-Retro)
研究概要

日本における人工弁置換術後の予後・心機能の後方視的調査Japan Prosthetic Valve Registry (J-PROVE Registry-Retro)を実施することとしました。高齢化社会に伴い、大動脈弁疾患は増加しており、大動脈弁疾患に対する外科治療では、ほとんどが弁置換術を施行されています。また、僧帽弁逆流症では、形成術が主流となっているものの、弁形態や心機能・患者背景等から、相当数の症例で弁置換術がなされている施設も多いと思われます。しかし、日本における弁置換術後患者の長期の心機能のフォローアップデータや長期予後に関する報告はほとんどありませ ん。本研究の目的は、大動脈弁置換術後、および僧帽弁置換術後症例について、日本人における長期の心機能変化や長期予後を明らかにすることです。本研究の 趣旨に賛同いただける会員諸氏におかれましては是非積極的な参加をお願いいたします。

参加方法

募集は終了しました

EURO-ENDO
研究概要

EURO-ENDOはヨーロッパを中心とした感染性心内膜炎の診断、治療、予後を調査する観察研究ですが、日本心エコー図学会に対して、日本の施設の参加が依頼され、理事会で承認された上で、学術プロジェクト委員会が扱う案件となりました。
基本的参加条件は年間5-20例程度の細菌性心内膜の入院症例があり、退院後4年間の予後調査が出来ることです。また前向きの観察研究ですので、各施設で倫理委員会から承認を受けていただく必要があります。 施設数としましては最大で20施設を考えています。Protocolはこちらからご覧ください。

参加方法

参加の目標数に達しましたので、募集は締め切りました

高齢者における心エコー図データ正常値の確立に関する多施設前向き研究(Japanese eLderly data Of Normal echocardioGraphy study :J-LONG)
研究概要

「高齢者における心エコー図データ正常値の確立に関する多施設前向き研究」(Japanese eLderly data Of Normal echocardioGraphy study(J-LONG))を実施することとしました。高齢者化社会を迎え、後期高齢者とりわけ85歳以上の超高齢者心血管疾患症例の治療を行う機会が極めて増加しております。いま最も脚光を浴びている経カテーテル大動脈弁留置術はその代表的な治療法といえます。また、Frailtyという概念も知られるようになり、高齢者における循環器系病態生理についても今後注目される分野になることが予想されます。しかし、本邦を含め海外においても超高齢者を含めた高齢者に関する心エコー図に関する研究は少なく、後期高齢者の心臓形態や心機能などは詳細に研究されていません。欧米に比較して体格の小さい日本人高齢者の心エコー図正常値を確立することは、今後日本人高齢者を対象とした研究を行う上で極めて重要なデータベースとなることが期待されます。本研究の趣旨に賛同いただける会員諸氏におかれましては是非積極的な参加をお願いいたします。

参加方法

募集は終了しました

終了した研究

「日本人におけるスペックルトラッキングエコー法で求めた心筋ストレイン、心室回転の年齢別、機種別正常値の検討」(Japanese Ultrasound Speckle Tracking Analysis in Left Ventricle:JUSTICE)<2011年終了>
研究概要

昨今、スペクルトラッキングエコー法に関する論文は多数報告されていますが、示されている正常値は少数例の検討に基づくものであり、論文により値が若干異なっています。また日本人の正常値も知られていません。さらに同一被検者においても記録機種が異なると測定値が異なる可能性も指摘されています。本研究ではこれらの問題点を解決すべく多数の健常例をスペックルトラッキングエコー法で評価し、わが国における年齢別の正常値および機種別の正常値を求めることを目的としています。

心エコー図法による心不全患者の予後推定に関する研究(Predictive Indices of Echocardiography in Congestive Heart Failure、EVIDENCE)<2016年終了>
研究概要

「心エコー図法による心不全患者の予 後推定に関する研究」(Predictive Indices of Echocardiography in Congestive Heart Failure:EVIDENCE)を実施することとしました。薬物療法の進歩、心室再同期療法をはじめとするデバイス治療、陽圧マスク治療等にも関わらず、心不全患者の予後は極めて不良です。年齢、糖尿病、慢性腎臓病、虚血性心疾患等併存症の有無によるリスク評価に加え、心エコー図検査より得られる各指標から予後を予測する試みは海外では多く行われているものの本邦での検討は十分ではありません。本研究の目的は心エコー図検査より得られる各指標から慢性心不全患者の予後を予測する上で何が最も有用であるかを多施設共同研究を通じて明らかにすることです。本研究の趣旨に賛同いただける会員諸氏におかれましては是非積極的な参加をお願いいたします。


※2016年8月2日 Am J Cardiolに採択されました。ご協力ありがとうございました。

その他

学術プロジェクト委員会では、新しいテーマを募集しています。
ご提案は、事務局までお知らせ下さい。

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一般社団法人日本心エコー図学会事務局
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