この半世紀、心エコー図学は、まちがいなく臨床循環器病学の中心として発展してきました。日本心エコー図学会の目標は、心エコー図学の学術的なレベルを高めること、そして心エコー図が正しく臨床に生かされるための教育にあります。最近では装置の小型化が進み、心エコー図検査は検査室内にとどまらず、外来や往診などでも行われるようになっております。すなわち、誰もがどこでも心エコー図を駆使できる環境になってきました。それゆえ、誰もが心エコー図を正しく判読できるための教育が、以前にもまして重要になっていると考えております。